名探偵、その名が「あなた」なる

アニメじゃない

法治国家の限界をする

誰もいない小さな島にポツリと建てられた洋館。
明治時代に華族が建てたその洋館は、第二次世界大戦後の敗戦に没落した華族によって手放された。
今はホテルとして使われている。

あなたは、今そのホテルに泊まっている。
くじで当たったその旅券が、この「椿オペラ館」を利用しての旅行だったのだ。

誰もいない島で、普段の忙しさを忘れてゆっくりする。
それがこの旅行のだいご味「だった」

雨が降ってきた。
どうやら嵐が来そうだ。

嵐の間は、島と日本列島とをつなぐ船はこない。
あなたは島に閉じ込められたのだ。

カッ!と雷が鳴る。
そして続けざまに目を開けられないほどの青い稲妻が光る。

電気が付かない。
停電したようだ。

「こんなはずじゃなかったのに」
それに「あんなことが起きるなんて」

探偵のあなたが事件を解決できないわけ

注意!
あなたは事件を解決することはできません。
なぜか?
日本は法治国家だからです。

はっきり言いましょう。
日本には名探偵はいないのです。
「じっちゃんの名にかけて」です。

じっちゃんってダレ?
それは言わないお約束。

簡単に説明をします。
名探偵であるあなたであっても「逮捕する権利」「捜査する権利」がないのです。
そう、犯人を知っていても、また、犯人を暴いたとしても捕まえることができないのです。

よって、あなたに最も必要なスキルは警察とのコミュニケーション能力です。
即通報したり。
警察と話ができる関係を通るコミュニケーションの能力であったり。

マンガとは違って、名探偵なあなたは裏方に徹するのです。
マンガだと警察は名探偵の話術に聞きほれてるシーンが必ずあります。
あなたはそれを話すのではなく、警察に話をさせるように関係を作っておくのです。


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